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とある音楽スタジオで働くスタッフ「T」のブログ。
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はい、移転予定が「田端」ということでしたが、、

今思うと、そこの物件を管理している不動産・・・
というか担当のババァがダメなおかげで田端店の夢は消えたようなもんですね。

担当がといっても、個人経営している不動産みたいだったので
そこの不動産が物件を管理している以上
そこにスタジオを移転することは出来なかったわけですな。

・・・。


えー、それでは

まず、、、
資金の流れをちょいと。

融資あっ旋の審査を受けて、合格したわけですが
実際に融資をお願いする金融機関は「西京信用金庫」様に相成りました。

というのも、「大手の銀行では今回のような小額では相手にされませんよー」
といった区役所の方の助言を元に、地元密着の信用金庫さんにお願いすることにしました。
(小額といっても1000万以上の金額なのですが、、、)

といっても
今度は、西京信用金庫さんの審査があります。
事業内容の説明、見込など一通り説明して
あっ旋内容を確認してもらったのですが、
やはり、中野区(野方)から出て行くのに、申し込みが中野区(野方)の信用金庫だったので
地元密着の信用金庫さんにとっては「ちょっとね~」って感じでした。

でも、そんな理由で断られたらこっちも移転がパーになってしまうので、
とっさに私個人の自宅がある地域にも、同じ西京信用金庫があるってことを思い出し、
最悪、そちらの支店で取引できないでしょうか?と切り出したところ

んー、それじゃ~後々そうなるかもしれませんが、いいでしょう、
話を進めましょうって事になりました。
(ありがとうございます。
西京信用金庫さんも太っ腹というか、
懐が深いというかこれからヒイキにさせていただきます。)


しかーし、お金を借りるのには保証人が必要なわけです。
しかも、1千万を超す金額。保証人なんかなってくれる人がいる訳がない。

そこで登場するのが、「東京信用保証協会」様です。
ここの機関は公的な機関で、審査に合格すれば融資の保証をしてくれるといったところであります。
(ざっくりな説明ですいません。)

よって
西京信用金庫さんは「東京信用保証協会」の保証が確定すれば融資しますよ。
という話にまとまりました。

それではってことで、「東京信用保証協会」に審査の申し込みをしました。
店舗に来店してもらい、事業内容・新店舗での売上見込みなど
細かくまとめた資料で説明をしました。
(確定申告書控えや住民票、その他提出書類は結構多かった記憶があります。)

その甲斐あってか、審査は「合格」を頂きました、が、、
条件が、、
店舗の賃貸を確定して下さい。との事です。
賃貸が確定してないと融資の保証するこはできない。みたいです。


そりゃそうですね。そうじゃないと、
融資のお金を審査内容とは別なことに使われる可能性があるわけで。
賃貸物件の契約をした上での移転ですからね。

-------------------------------
で、、、
話が田端の物件へと戻ってくるわけです。

この流れでくると、田端物件の賃貸契約をすれば、
東京信用保証協会の保証確定→西京信用金庫の融資決定→移転決定
と、転がるように話が進んでいくわけです。

更に、今回は賃貸情報が公開されてから物件申込を1番にしているので、
他の業者に取られる心配はないのです。

これでほぼ確定だー、と、少し安心をしてましたが、、
ビックリビックリ。
不動産がごね始めました。

ほんとに儲かるの?
家賃払えるの?

一通り説明しているので、賃貸契約をすれば融資が決定することは分かっているはずです。
融資がおりれば、スタジオを建設して営業を始められるわけです。
スタジオの規模は、野方の店舗より大きくなり、家賃は今の家賃の半分になります。
融資の返済を計算に入れても現在の家賃と同じくらい経費で済むわけです。

店舗面積が約1.5倍。
経費は同等。(しかも融資返済が終われば、約半分)
場所は西武新宿線から山の手線へ。

貸す側からみても、一度スタジオを作ったら何十年とやるテナントなので、
長期に賃貸収入が安定する。(これも説明済み)

マイナスになる要素がないのですが、、。



いや、ただ1点、建物の欠陥が見つかりましたが、、、。
まぁ、これは不動産側ではなく、スタジオ側にとってというか

もともと、「地下で湿気が多い状態」だったので、多少気になってたんですが、
防音施工業者に内見をお願いした時に、その原因が分かりました。
詳しい説明はできませんが、要は雨降ったときの雨水や、地下水などが
地下室内に入ってきやすいってことでした。
ちゃんとした工事をしていれば塞がっているはずの部分が塞がってなく、
施工状態が悪くて湿気が溜まりやすい状態になってる。とのことでした。

まぁ、それは防音工事のときに何か対策すれば、と
目をつぶっていましたが、、。
まさか、不動産の方からイチャモンつけられるとは、、。


ほんとに儲かるの?
家賃払えるの?


何をどう考えてごね始めたのか分かりませんが、
不動産(または建物オーナー)がうちらには「支払い能力が無い」と
考えたようです。(公的機関が、「支払い能力が有る」って見込んだから融資の保証をしてもらえるのに。)

何の商売をやるにしても同じだと思いますが、、確かに100%儲かるなんて事は言えませんからね。
まぁ、貸したくないというのであれば仕方がない。
こっちから断ったるわー。
そんな、欠陥物件で防音室がカビだらけになったら
何十年もスタジオやってられんわー。

ってなことで、

当時は、不動産名やサイトURLなど掲載したるーって思っておりましたが、
今はどーでもよくなりました。

そんなこんなで、田端の物件は消えました。
条件的にはよかったのですが、縁が無かったのでしょう。


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