そんなこんなで、印象が悪かった北区とはおさらばして、また物件探しに戻りました。

決まりかけていただけにその反動も大きくガックリでしたが、このまま融資のあっ旋を流してしまったら
余計大変になってしまうので直ぐに変わりの物件を探さないといけなくなりました。

とは言っても中々、、、
今回の移転で物件選びの条件として考えていたのは

1．店舗家賃・・・東京スタジオの半分以下の家賃
２．店舗面積・・・東京スタジオより広い物件
３．物件構造、築年数・・・RC造りで天井高さが基準以上、建築基準法 法改正後に建てられた物件
４．駅近・・・最寄駅まで徒歩５分圏内
５．環境・・・店舗としてOKな場所。周りが住宅街等でお客の出入りがあると苦情がきそうな所などは避ける。
６．ライバル店・・・最寄駅近くにライバル店がない、若しくは遠い
７．アクセス・・・電車の乗り継ぎやバス、自動車など総合的にみて問題がない場所。
８．個人的に通勤できる範囲

以上、全てをクリアする物件。
まぁ、言い出したらキリがないんですが、、。

大体、条件１と２が無茶苦茶ですね。
安くて広い。。

だからなかなか見つからないんですが、、。


検索しすぎで値段と場所など条件を見ただけで、
｢あぁ、あの物件か｣と大体分かるようになってしまいました。


そんな中、白羽の矢がたったのが東久留米の物件です。
ギリギリですが上記の条件を満たしております。


急いで物件契約を進めることにしました。

はい、移転予定が「田端」ということでしたが、、

今思うと、そこの物件を管理している不動産・・・
というか担当のババァがダメなおかげで田端店の夢は消えたようなもんですね。

担当がといっても、個人経営している不動産みたいだったので
そこの不動産が物件を管理している以上
そこにスタジオを移転することは出来なかったわけですな。

・・・。


えー、それでは

まず、、、
資金の流れをちょいと。

融資あっ旋の審査を受けて、合格したわけですが
実際に融資をお願いする金融機関は「西京信用金庫」様に相成りました。

というのも、「大手の銀行では今回のような小額では相手にされませんよー」
といった区役所の方の助言を元に、地元密着の信用金庫さんにお願いすることにしました。
(小額といっても1000万以上の金額なのですが、、、)

といっても
今度は、西京信用金庫さんの審査があります。
事業内容の説明、見込など一通り説明して
あっ旋内容を確認してもらったのですが、
やはり、中野区(野方)から出て行くのに、申し込みが中野区(野方)の信用金庫だったので
地元密着の信用金庫さんにとっては「ちょっとね～」って感じでした。

でも、そんな理由で断られたらこっちも移転がパーになってしまうので、
とっさに私個人の自宅がある地域にも、同じ西京信用金庫があるってことを思い出し、
最悪、そちらの支店で取引できないでしょうか？と切り出したところ

んー、それじゃ～後々そうなるかもしれませんが、いいでしょう、
話を進めましょうって事になりました。
(ありがとうございます。
西京信用金庫さんも太っ腹というか、
懐が深いというかこれからヒイキにさせていただきます。)


しかーし、お金を借りるのには保証人が必要なわけです。
しかも、1千万を超す金額。保証人なんかなってくれる人がいる訳がない。

そこで登場するのが、「東京信用保証協会」様です。
ここの機関は公的な機関で、審査に合格すれば融資の保証をしてくれるといったところであります。
(ざっくりな説明ですいません。)

よって
西京信用金庫さんは「東京信用保証協会」の保証が確定すれば融資しますよ。
という話にまとまりました。

それではってことで、「東京信用保証協会」に審査の申し込みをしました。
店舗に来店してもらい、事業内容・新店舗での売上見込みなど
細かくまとめた資料で説明をしました。
(確定申告書控えや住民票、その他提出書類は結構多かった記憶があります。)

その甲斐あってか、審査は「合格」を頂きました、が、、
条件が、、
店舗の賃貸を確定して下さい。との事です。
賃貸が確定してないと融資の保証するこはできない。みたいです。


そりゃそうですね。そうじゃないと、
融資のお金を審査内容とは別なことに使われる可能性があるわけで。
賃貸物件の契約をした上での移転ですからね。

-------------------------------
で、、、
話が田端の物件へと戻ってくるわけです。

この流れでくると、田端物件の賃貸契約をすれば、
東京信用保証協会の保証確定→西京信用金庫の融資決定→移転決定
と、転がるように話が進んでいくわけです。

更に、今回は賃貸情報が公開されてから物件申込を１番にしているので、
他の業者に取られる心配はないのです。

これでほぼ確定だー、と、少し安心をしてましたが、、
ビックリビックリ。
不動産がごね始めました。

ほんとに儲かるの？
家賃払えるの？

一通り説明しているので、賃貸契約をすれば融資が決定することは分かっているはずです。
融資がおりれば、スタジオを建設して営業を始められるわけです。
スタジオの規模は、野方の店舗より大きくなり、家賃は今の家賃の半分になります。
融資の返済を計算に入れても現在の家賃と同じくらい経費で済むわけです。

店舗面積が約1.5倍。
経費は同等。(しかも融資返済が終われば、約半分)
場所は西武新宿線から山の手線へ。

貸す側からみても、一度スタジオを作ったら何十年とやるテナントなので、
長期に賃貸収入が安定する。(これも説明済み)

マイナスになる要素がないのですが、、。



いや、ただ１点、建物の欠陥が見つかりましたが、、、。
まぁ、これは不動産側ではなく、スタジオ側にとってというか

もともと、「地下で湿気が多い状態」だったので、多少気になってたんですが、
防音施工業者に内見をお願いした時に、その原因が分かりました。
詳しい説明はできませんが、要は雨降ったときの雨水や、地下水などが
地下室内に入ってきやすいってことでした。
ちゃんとした工事をしていれば塞がっているはずの部分が塞がってなく、
施工状態が悪くて湿気が溜まりやすい状態になってる。とのことでした。

まぁ、それは防音工事のときに何か対策すれば、と
目をつぶっていましたが、、。
まさか、不動産の方からイチャモンつけられるとは、、。


ほんとに儲かるの？
家賃払えるの？


何をどう考えてごね始めたのか分かりませんが、
不動産(または建物オーナー)がうちらには「支払い能力が無い」と
考えたようです。(公的機関が、「支払い能力が有る」って見込んだから融資の保証をしてもらえるのに。)

何の商売をやるにしても同じだと思いますが、、確かに100％儲かるなんて事は言えませんからね。
まぁ、貸したくないというのであれば仕方がない。
こっちから断ったるわー。
そんな、欠陥物件で防音室がカビだらけになったら
何十年もスタジオやってられんわー。

ってなことで、

当時は、不動産名やサイトＵＲＬなど掲載したるーって思っておりましたが、
今はどーでもよくなりました。

そんなこんなで、田端の物件は消えました。
条件的にはよかったのですが、縁が無かったのでしょう。

2010年7月の終わりから随分とほったらかしになっておりましたが、
いよいよ防音工事も終わりを向かえ何とOPEN間じかになっております！

記事によると新店舗は田端の予定でしたが、最終的には東京都東久留米市になりました。
店舗名も「スタジオsus4」に変わり、当初の予定とは大分違ってきた・・・・というか、
いっち番はじめの予定に近くなったというか、、

店舗面積自体は東京スタジオよりも広くなりましたが、各スタジオは狭くなってます。
まぁ、希望はたくさんありますが、予算は決まっているので納得はしています。

HPは基本的に同じアドレスになりますが、東京スタジオのページは使わなくなるので、、
このブログへ飛んでくる人もいなくなるでしょう。
ということで、ほったらかしの間の話も含めてスタジオ移転の話をまた続けたいと思います。

やり取りしている当時は書けなかった悪口？というか愚痴というかも
ぶっちゃけていこうかと思ってますので、お楽しみに。

いや～、自治体によってもいろいろありますなー。

今回で３度目の物件ですが、それぞれの物件があった「区」が違っていたので
毎回、各担当区役所に行って相談をしてきた訳ですが、、
(場所選ぶのってそんなんでいいんか？)

どこの区でも融資の申込条件の一つに以下のような条件がありました。
「区内に営業の本拠を有し、引き続き１年以上同一場所で同一事業を営んでいること。」

もちろん、現在の店舗のある中野区の場合、上の条件は満たしているわけですが、
今回の物件では、融資をうけた後に我々は中野区を出て行ってしまうわけで。。
それでもOKなのでしょうか？

結果から言うと、「区が負担してくれるお金」がもらえなくなるけど、融資のあっ旋はOKということです。
(それを聞いて一安心)
区を出て行ってしまう我々に対しても融資のあっ旋をしてくれるとは、何と懐が深いというか、頼りになるというか、、


ちなみに、板橋区は「板橋区内で店舗の契約を済ませれば、

区内に営業の本拠を有す　→　◎　板橋区に移転したのでOK
引き続き１年以上同一場所で同一事業を営んでいる　→　◎　中野区内で同一事業を１年以上しているのでOK」

ということで、板橋区でも融資を申請することは可能でした。
なんというか板橋区もウェルカム感がありましたよ。
うちの区に来てくれるなら大歓迎！多少のことは目をつぶりましょう的な。



それに比べ北区は、、(今回の物件は北区なんですが、)
すっげー対応悪！

区役所にいって話を聞いてきましたが、
「あんたにはお金貸さないよ！」的な言われ方をして断られました。
(お金貸してくれるのは金融機関なんですがね、、、)

条件の解釈が違ってるんですね、北区は。
「区内に営業の本拠を有す＆引き続き１年以上同一場所で同一事業を営んでいる」
つまり、北区内で１年以上同一場所で同一事業を営んでいる必要があるようです。

なるほど、
それは分かりましたが、
「あんたは税金を北区に納めてないでしょ、そんな人に融資のあっ旋はできません」
といった内容の話をされましたよ。

ただ、申請できるかどうか聞きにいったのに、なぜそんな言われ方をされにゃーいかんのよ！
それに、移転したら特別区民・都民税を北区に納めることになるのに、
全然ウェルカム感が無い。

ホームページも期限切れの募集要項が多々載っていたり、
なんかイヤだわー北区。
これから移転しようとしてるのに、ちょっとガッカリ。北区。


結果的に中野区で融資のあっ旋をうけて、中野区内にある金融機関で融資の申請することと相成りました。
審査が受かればあとはイケイケのGOサインです。
頼んますです。

以前カラオケをやっていた物件を見つけました。

中をみてきましたが、コップやお酒まで残っていて内装はカラオケ店のままでした。
前経営者が夜逃げで姿をくらませたと、不動産の人が言ってました。
(自分たちはこうならないようにしなくては、、)










現在はこの物件で検討中ですが、カラオケ内装の解体工事、融資審査、防音工事、引越しなど
今後の予定を考えると、時間的にも予算的にもいろいろ厳しいです。

いっそのことカラオケ屋に・・

業者さんに物件の内見をお願いしたり、
建物オーナーから建築図面を頂いたり、
板橋区役所に融資の相談にいったり、
大雨で物件の浸水を心配したり、

いろいろありましたが、
天井高さなど諸々の理由で今回の物件はNGになりました。

また物件から探し直しです。はい。

物件先取り事件、、いや、物件先取られ事件から早数日。
ガッカリしててもしょうがないので、その間物件を探しました。

そう、探しました。

いや、探しました。

とても、さがしました。

朝から晩までずっと。

探しまくり、見まくり、電話しまくりの まくり３兄弟。




早速、最有力候補の物件を内見をすることに。

今度は広い(前と比べたら、、)

その分賃料は1.8倍ほど。

半地下で上の階が通常の賃貸住宅なので、防音命です。
音モレ厳禁でお願いします。


また、現在のように商店街のど真ん中ではないので営業時間等、制限がはいるかもしれません。
駅から徒歩9分とそんなに近いわけでもないし、、。
近くの川が氾濫する恐れも、、、。

あれ、なんでこの物件が有力候補なんだ？



・・・明日は、業者さんの内見なのでもう迷っているヒマはないのですが、、。
今回は前回対応のよかったC社さま１本で事を進めてまいります。

物件も念を入れて不動産屋さんには押さえてもらっておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


そうそう、物件の保険ということで内見などしていたところは、好条件ながらある事情で見送りになりました。
移転が全てうまくいったら、諸々のことを詳しく書こうかと思っています。

25日にC社の方から見積りを頂きました。

やりました、予算内でいけそうです。

C社さんの見積りでは何とか予算内でいけそうな値段です。
対応の早さもすばらしいので、C社さんで決定して事を進めようかと思ったのですが
A、B社さんの見積りも見ておきたいので、本日(27日)まで待ってみました。

が、、いまだ連絡がなし。

まぁ、他のところが高くてもC社さんでいけるので物件を契約してしまおうと
不動産屋に連絡したところ、

先に他の方に契約が決まりそうですね。

とのこと、、。


え～～～！

ちょっと、、！！

え~ーーーー！！！

先にって。。


そんなんありかよ～。。


建物の建築図面までもらって、業者さんに見積りだしてもらってたの分かってたでしょー！！
名刺もおいてきたし、見積りに１週間～10日はかかりますって言っておいたのにー。
それまでは待ってくれるんじゃなかったの？

ガッッックシ！

また、物件から探し直しかい！


というか、見積りだしてる業者さんに連絡しないと、、。
ごめんなさい、見積りストップでお願いします。

はぁ～、こんな展開になるとは、、。

物件の保険として違う場所も目星をつけておきましょう。

ってことで、違う物件をみてまいりました。


現状ではスケルトンですが、防音を施工後の賃貸物件になるようです。
地下1階全てが賃貸範囲ですが、部屋分け等のレイアウトは
ある程度こちらで決めてもよいという好条件です。

中野区役所に融資の相談に行ってまいりました。

受付を済ませてから必要書類をそろえて提出。
審査が1ヶ月くらいかかるようです。

今月中に受付をすませれば、利子が安く借りれる制度があるようですので、
何とかそれで借りれればよいのですが、、。




防音室の見積り依頼を出していた業者(D社)から
「物件から見直したほうがいいのでは？」との連絡あり。

確かにちょっと狭い物件ではありますが、見積りするまでもない物件と言われるとは、、。

本日と昨日に、計４社に防音室の見積り＆物件内見をして頂きました。

A社：過去に少しだけ取引あり　印象○
B社：新規取引　印象△
C社：新規取引　印象○
D社：新規取引　印象×

一体いくら位でできるのか不安であり楽しみであります。

物件内部の写真です。
予定ではここにスタジオ(防音室)を作ります。

意外と狭いかも、、




法律上、問題なく防音室を設置できるのか、
また、エアコン、換気扇は付けられるのか、、
音漏れは大丈夫か、

防音室が問題なく作れたとしても
予算はどれくらい必要になるのか、
融資は受けられるのか、
どれくらいの売上が必要なのか、
いろいろ問題は山積みです。


まぁ、心配していても仕方がないので、まずは防音業者に見積りをだしてもらいましょう！

やっとさ見つかりました。
これだという物件。

何と新築で２F、１F、それぞれスタジオが３部屋。
地下１階部分にドラムが録れるレコーディングブースとコントロールルーム。
駅から徒歩4分で、駐車場つき！
これだけ好条件で賃料11万円！！

というのは、私の願望という名の妄想です。
失礼しました。


現実的には、決してすごい物件ではありません。
想定する予算に見合った広さ、古さ、状態でございます。
まぁ、賃料のみは上記料金に近いです。

立地も規模も条件も何も書いてないので、高い安いの判断ができるわけがなのですが、、
現在営業中の物件と比べると、広さは今より広くなり、賃料は3分の１くらいになります。

いいじゃないっすか！！
と、思ったのですが、防音工事が必要なのです。
そうです、
自分たちで業者に頼んでスタジオ(防音室)を作ってもらうしかないのです。はい。
THE借金！融資してもらおー！オー！イエー！！
その金額を考えたら、決して安いなどどは、、

それでも、漢(おとこ)はやらねばならない時がある！

早速、明日物件を見にいって参ります。

防音工事済みの物件を漁る事、数日。
いくつかの物件候補が浮上。

賃料と場所、今の条件と予想売上などを計算。

レコーディングで利用しているお客さんはその場所まで来てくれるのか？
リハで利用するお客さんがいる地域なのか？
更新料は浮かせても、移転費用全てはでないし・・・
いっそのこと借金して防音室をつくるか、、。
田舎の方に移転して、出張レコーディングという形態をとるか？
いやいや、田舎なら防音なしでも大きな倉庫をかりれば何とかなるのでは・・・
若しくはどこかのスタジオで働くか、、
はたまた、宝くじを当てるか
三連複に人生を掛けるか
ん～、ロト６で

もう少し探してみます。

野方駅直ぐにスタジオNOAHができました。(今年のはじめくらいでしょうか)
一棟まるまるスタジオです。
部屋数やら設備やら楽器預かりサービスやら、、
敵わないです。はい。

ひと月、ふた月と時間が経ち、、意外と影響がないなーと思っていた矢先、
やっぱりというか、何というか
そう、
売上が落ち込んで参りましたよ。
えー、そうですよ、それが何か
なんだっていうんだ、てやんで～(怒)

・・・影響が無い訳がないわけで。。。

・・・ガックシ、、

・・・まぁ、怒ってもどうしようもないので
どうしたものかと、色々考えたわけで。。

あと数ヶ月で店舗の賃貸更新、
年齢も30代を折り返そうとしている、

普通に考えればやめ時なのでしょうか、
就職の求人も35歳までが一つの区切りみたいですし。

ここはひとつ、乱れにみだれている政治の世界を平定すべく
参院選に立候補したるか！
(いやいや、普通に就職しろ)

まぁ、就職するのも一つの選択肢だとは思いますが
せっかく今まで培ったスキルや機材、お客さんなどを捨てるのは勿体無い！

ということで違う場所へ移転して再起を図ろうという結論になりました。
まぁ、今の場所で続けてもいいのですが、更新料を浮かせてライバル店がいない駅に移ろう、
折角なので経費も掛からないお安い所を探してみよう
でも、今までのお客さんが来やすいように同じ西武線沿線で野方の近くだったらベストかな～、、なんて、
都合のいい計画を経ててみました。

そんなピッタリの条件の場所あるのか~、と思いつつ、
今夜はそんなアグレッシブな人生に乾杯！

俺たちは立派に戦ったよ(涙)
大佐も勲章ものだと言ってくれるはずだ、、、

てなわけで、
スタジオを移転するべく計画を立て始めることとなりました。
(どうなることか。)